DMA+300を導入したマウンテンスポーツブランドSALOMON社
マウンテンスポーツブランドで有名なフランスを拠点とするSALOMON社は各種スポーツ用品の研究開発用途にMetravib社DMA+300を導入しています。
製品開発の拠点であるアネシー・デザインセンターでは、新製品のシューズに使用するエラストマー材の配合検討を行っています。DMA+300の高荷重測定により、シューズの部材であるミッドソールの粘弾性挙動について多くの情報を得ることが出来、新製品開発に展開されています。
Footwear Evaluation Labでの活用
Metravib社DMA+300装置購入の決定打は、材料の線形領域の測定能力だけでなく、非線形領域でも正確な測定を行うことが出来るからです。これらの評価は従来のDMAでは不可能でした。履物のミッドソールに加えられる応力とひずみのレベルは、ポリマーの線形領域をはるかに超えており、従来のDMAでは履物を構成する材料の実際の挙動を評価することはできません。
新しいMetravib社のDMAは、Multitest(疲労試験用ソフトウェア)のおかげで、履物フォームの耐久性評価にも役立ちます。ロードランニングやトレイルランニングで使用する靴と同じレベルのストレスを加えることで、DMAでのフォームのフィールドエージングを再現することを目指しています。これにより、開発のリードタイムを短縮し、製品のパフォーマンスと耐久性を向上させることができます。
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