品質管理ではISOやJIS、ASTMなど規格に沿った機器が使用されています。
品質管理に関わる装置は長期間使用されている傾向にあります。
安定して評価データを入手できる反面、作業者による測定値の差、手動操作による手間、操作ミス、人的誤差の発生など、古い装置が故の問題点も多くございます。
新たな装置に更新することで様々なメリットもございます。
- 操作性の向上
- 作業手順の簡略化
- 機器の精度アップ
- 性能アップによる測定誤差の減少
- 作業時間短縮による効率化
レオ・ラボでは樹脂材料向けにGoettfert社メルトインデクサやゴム材料向けにGibitre社の各種試験機を用意しております。
新規導入・更新の検討がございましたら是非お声がけください。
Goettfert社
メルトインデクサ miシリーズ
ISO1133, ASTM D1238, ASTM D3364
[主な特徴]
- サンプル投入後は自動で測定
サンプル投入後は、測定前のプレ荷重、測定、サンプル排出まで自動で行います。
手動で測定を行うよりも再現性の高いデータが得られます。 - サンプルに合わせてバレル・ピストンの材質をご提案
バレル・ピストンは、標準仕様の他に、耐摩耗性、耐腐食性の材質が選択出来ます。 - 作業の安全性
テスト荷重は自動切換えのため、オペレーターによる入れ替えもなく安全に測定が行えます。 - 清掃はセミオートクリーニングシステムで手間と清掃時間を削減
手動清掃より大幅に清掃の手間と所要時間を減らせます。 - データ処理の特徴
測定後のデータでも、溶融密度情報を追加して後からMFRをもとめることが出来ます。
※溶融密度も求めることが可能です - マルチウェイト測定による材料評価
1回の押出しの中で複数のテスト荷重で測定を行います。
異なるテスト荷重で測定した粘度データで、材料特性を比較することが出来ます。
Gibitre社
ポータブル硬度計
規格:
ゴム:ISO 48-4, ASTM D2240, ISO 7267-2
樹脂:ISO 868
ポータブルタイプのデジタル硬度計です。
コンパクトで持ち運びが容易なので、品質管理用に最適です。
ベース治具に取り付けて卓上機としても使用可能です。
デジタルコンソールによる2000個の測定結果保存、50個の測定条件保存。
また、RS232Cシリアルポートを用いることによりPCへのデータエキスポートが可能です。
バッテリー充電式で、10時間のオペレーションが可能です。
反発弾性試験機
規格:ISO 4662, ASTM D7121
一般的なゴムやエラストマー、軟質ゴムの反発弾性を測定します。
サンプルにハンマーを衝突させ、衝突後のハンマーの跳ね返り角度を検出し反発弾性率を算出します。
こちらもタッチパネルで試験結果の表示や平均値計算が簡単に行えます。
場所をとらない卓上・小型のコンパクトサイズの試験機です。
電子密度計
規格:ISO 1817, ISO 2781, ISO 1183-1,
ASTM D297, ASTM D471, ASTM D792, ASTM D1056, ASTM D3574, EN 681-1
サンプルの密度と質量偏差、体積偏差を自動計算します。
電子天秤の分解能は0.001g(オプションで0.0001g対応)です。
操作やデータ管理はPC上の専用ソフトウェアで行います。
測定開始後、ビーカーの昇降操作などは自動で行われ、誰でも簡単に測定が可能です。
また、サンプル形状ごとにホルダーがあり、本体との固定はマグネット式で簡単に着脱できます。
レオロジー分析機器の販売から保守・受託試験・分析まで。レオ・ラボ株式会社はレオロジーに特化した専門企業です。
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